ここまでは我が家の簡単な紹介と家を建てるきっかけとなった出来事を紹介させて頂きました。
この記事では我が家が建築することになった一条工務店さんに決まるまでの様子を紹介したいなと思います。
みなさんはどんな家を建てたいですか?
明るい家ですか?
家族が笑い合えるような家ですか?
モデルハウスのようなカッコいい家でしょうか?
落ち着ける家かな?
耐震性に優れた家もあるかな?
もちろん答えなんてありません。
家を建てようと思う人の数だけ理想があるでしょう。
また色々なきっかけで家づくりを始めようかと思った方にはまだ具体的に家に求めるものなどが見つからないかもしれませんね。
そんな方は住宅展示場などを巡るのも良いでしょう。
大手ハウスメーカーから地元の工務店まで色々な家が見れると思います。
そんな中から自分がずっと暮らしたいなと思うハウスメーカーや家が見つかるかもしれませんね。
ただし。
恐らく他のブロガーさんが記事にされると思うのですが住宅展示場を何も考えずに巡ると口を揃えて言うのではないかと思うのです。
こんな事から家づくりにウンザリして一時そこから離れる人もいるかもしれませんね。
展示場を巡る際にはやはりある程度の予習をした上で向かう方が効率的かもしれません。
我が家では家づくりをしようと思った時に決めていた事があります。
それは「寒くないこと。」です。
たったそれだけ。
当時まだ結婚前だった妻に家を建てるならどんな家がいい?と聞いた時に一言だけ返ってきた返事が「寒い家だけは絶対に嫌」でした。
妻も私もただただ大きくて広く、そして寒い家で育ちました。
特にも妻は極度の寒がりです。
冬とか放っておくとファンヒーターの吹き出し口の前から動かない程でした。
だからこそ「寒くない家」を求めることは納得の返事でした。
「寒くない家」であれば住設や見た目などはある程度は我慢出来るかもしれません。
しかしいくら住設や見た目が気に入っていても「寒い家」は絶対に嫌です。
我が家においてはこの「優先順位」というか「譲れない条件」がハッキリしていたためにハウスメーカーの選定には全く迷うことがありませんでした。
私は大学卒業後にカーディーラーの営業をしていました。
高級車を扱うチャネルだった事もあり、事あるごとにお客さんのお宅に伺うことも多かったのです。
当時は家に対して全く興味もありませんでしたのでハウスメーカーの名前さえよく分からない私がとても不思議に思う家があったのです。
「玄関を開けたところから暖かい。」
「廊下もトイレも家中が寒くない。」
「ファンヒーターでムワッっとした暖かさとは違う。」
当時どの家に伺ってもリビングや客間は暖かかった一方で、部屋を一歩出た廊下やトイレは絶対に寒い場所でした。
それがその家だけは不思議とどこに行っても寒くなかった事を覚えていました。
後にその家が一条工務店さんの夢の家仕様で全館床暖房を搭載したセゾンだったと知るわけです。
妻から「寒くない家が欲しい」という希望を聞いた時に既に一条工務店さんで家を建てようと決めていました。
それはカーディーラー時代に自分自身でいろいろな家に伺い実際に感じたことだったからです。
また宅急便の配達員さんとお話した際に暖かい家ってどこの家?って聞くと
「一条さんの家の玄関は間違いなく暖かい。」
というお返事を聞いてやっぱりそうだよねと納得した覚えがあります。
そんな事から
「一条工務店の家は冬も寒い場所がない。」
これは絶対に揺らぐことはありませんでした。
結果的に住宅展示場を回ることもなく一条工務店さんの家がどのような物なのか?をブログなどで調べる中で、自然と一条工務店さんの家に決まっていきました。
時折新聞のチラシに入る住宅展示場の案内を目に留めて他のメーカーも行ってみようか?と声を掛けたこともありますが妻からの返事はNOでした。
それは直近で建て替えた妻の実家が販売棟数1位のハウスメーカーさんで新しい家にもかかわらず物凄く寒い家だったことも関係あります。
とにかく廊下が寒くて扉を開ける度に入ってくる冷気が凄かった。
我が家のように簡単にハウスメーカーを決定してしまう人は決して多くないでしょう。
しかし世の中には様々なハウスメーカーがあるわけです。
それぞれに特色があり良いところ悪いところ、気にいるところや気にいらないところがあると思うのです。
そんな中で我が家のように1つだけ「譲れない条件」を見つけられると一歩ハウスメーカーの決定に近づけるのかもしれませんね。
これからハウスメーカーを探そうという方にそんな譲れない物が見つかると良いなと思います。
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