こんにちは。自称、倹約家のアラサ―気分の主婦“Nyachi”です。

「間取り」「外壁・屋根」「床材」と続けてきましたが、
今回から、いよいよ(^^♡)「設備」について書いていきます!
決めたことの中で、間取りの次に時間をかけた部分であり、一番吟味したところです。
そして、一番、理想と現実との狭間で揺れた部分でもあります(ー_ー)

「設備」といっても、細かいものを含めると沢山ありますが、
・キッチン(オンナの城?)
・洗面台 (清潔を司る場所?笑)
・バス  (癒しの場所)
・トイレ (籠り場所)
と、4か所に別けて書いてみます。
今回は「キッチン」についてお送りします(*^_^*)★

オリジナルキッチンについて

まず、特に指定などしなかった場合、ミサワホームではオリジナルキッチンが設定されます。
オリジナル・・・とは言っても、各キッチンメーカーのスタンダードなランクの中で、
売れ筋(大量仕入れ可能なもの?)を選んで組まれたものがほとんどです。

我が家の検討時期(H29年度当時)に存在していたのは、
fuキッチン:クリナップ製品【クリンレディ】を基本としたモノ
Lsキッチン:リクシル製品【ASキッチン】を基本としたモノ
Csキッチン:完全オリジナル・・・?
の3つでした。
現在は、各メーカーの製品自体が一新していますし、少々変更していそうですが、
【スタンダードなランクの中から、売れ筋のものに絞って選択できるようにしたもの】
これがオリジナルキッチンだと思います。

魅力は、なんといってもコスパの良さです(゜o゜)!
運がよくなければ、実物を確認することはできませんし、
選択できる幅はかなり絞られ、基本I型キッチンとなりますが、
そこに自分の求めるものがハマれば、気分的にも金銭的にも満足することができると思います!

で、我が家の場合ですが・・・
残念ながらハマることができませんでした(;へ;)

計画の途中までは、多少妥協する部分もあるけれど、Lsキッチンにしようと進めていました。
けれど、途中からオリジナルキッチンの一部仕様に変更が生じてしまいました。
その部分が、どうしても妥協できない部分・・・パネルの色だったんです。
メーカー側で廃盤としてしまったので、どうしようもないことでしたが、ショックでした。

他にも、使い勝手を検討しているうちに、基本のⅠ型が合わないかもと思い始めたり、
カップボードの奥行に不満を感じたり・・・、
節約重視の私ではありましたが、妥協できる範囲を超えつつあるオリジナルキッチンに見切りをつけ、
完全にイチから選択することにしたのです。

キッチンの種類について

キッチンは女の城★なんて書いておきながら、計画当初の私のキッチンに対する熱量は、非常に低い物でした。
掃除のし易さや色合い程度しか拘りが無かったので(-_-;)
料理好きの主人の方が高かったかもしれません。
そんな私なので、キッチンの型に種類があるなんて理解していませんでした。
基本のI型を提案されたことに何の疑問ももたずにいたので、家造りブログを読むがなければ、
自分の生活スタイルにあったものを検討することなく、不満の多いキッチンになったことと思います。

先述のI型キッチン以外にも沢山の種類があります。
詳細はネット上にメリットデメリットも合わせてよく登場するので割愛しますが、

完全対面型: アイランド、ペニンシュラ
セミ対面型: I型、L型、Ⅱ型
非対面型 : 壁付け、従来の独立型

と、型だけでもこんなに。
そんな中から我が家が採用したのは「Ⅱ型(セパレート)キッチン」です。
デメリットもありますが、それ以上に
・油の飛ぶ火元は壁側に設置したい
・ダイニングテーブルを設けずに食事を済ませたい
・食事後の片づけを楽にしたい
・オーブンレンジの収まりを良くするため奥行は55cm以上欲しい
・価格をある程度抑えたい
等々の理由を解決してくれるのがⅡ型だったのです。
それに、当時ハマっていた海外ドラマ『リゾーリ&アイルズ』に登場するモーラ宅キッチンに
惚れてしまって(*つ_^*)

なかなか使用感を綴ったブログに出会えず、最後の最後まで不安は拭えぬままの採用となりましたが、
現状、満足しています。

Ⅱ型キッチンについて

一般的には、シンクとコンロは並んだ配置ですが、これを別のスペースに配置したタイプがⅡ型です。
間取り的には、Ⅰ型キッチン+カップボードとほぼ同等のスペースで足ります。
コンパクトにすれば、それ以下の幅でも可能です。
奥行は、使い勝手を考えると広い方が良いかもしれませんが、アレンジは可能です。

この型のデメリットは、火元と水栓の間に通路があることにより、「こぼす」ことだと言われています。
が、これは使い手によるのではないかと思います。
我が家の場合、「そもそもキッチンの床は汚れるもの」「溢すときはどうやっても溢す」という考えが
あったので、この点を重要視はしませんでした。
そのかわりに、前回の「床材」・・参照 で載せたように汚れても気にしない床材を採用しました。

また、通路を挟むことによって「移動の手間がかかる」というデメリットもあるようですが、
横方向への移動よりも、前後の回転移動?の方が私には合っていたので不便は感じていません。
冷蔵庫の位置も含めると、移動距離はむしろ少なくなっているようにも感じます。

  動線のイメージ比較

金銭的なところ

当初出てきた何の要求もない段階でのオリジナルキッチン+オリジナルカップボードの見積額は
おおよそ80万円でした。
その後、希望にそうようにアップグレード・ダウングレード、そしてタイプの変更を経た最終的な見積額は、
おおよそ110万円でした。
この30万円の金額アップ!
けして安くはありませんが、満足度を考慮すると大満足です(*^_^*)
それに、食事はカウンターで済ますので、ダイニングテーブルを買う必要が無く、コストダウンもできましたし。

長くなってしまいましたので、その2に続きます(^^)ノ
次は、キッチンの細かい仕様について、コストダウンを図ったところ、譲れなかったところ、そしてその結果が成功したかどうか・・・
その辺を書きたいと思います★