電気配線の打ち合わせでは、 スイッチの位置 照明 コンセントの位置を考える事になります。

スイッチの位置

いくら完璧な間取りが出来ても、スイッチの位置をミスしたら元も子もありません!

というくらい重要です!

最近の家は回遊間取りだったり、リビング階段だったりで、出入口が複数ある家が多いです。

例えば、玄関とLDKと階段の位置関係がこんな間取りがあったとします。

玄関からリビングに入る時に押すスイッチと

2階に上がる時に押すスイッチ

同じ場所で事足りるでしょうか?

玄関入ってすぐと階段の傍にスイッチがある方が便利ですよね?

部屋を入る時と出る時にはそれぞれにスイッチが必要だと思います。

なので、回遊型の洗面所とかは数畳ほどの狭い空間でもスイッチが2箇所必要な可能性があります。

せっかく行ったり来たりしなくてすむ間取りにしたのに、スイッチ押すために行きたい方向と逆に歩かなくてはいけないとなったら、良い間取りも台無しですから。

なので、スイッチの位置は新居を歩き回る想像力が求められます(大袈裟?)

照明

これは調色、調光、人感センサー、位置…

色々あり過ぎて語ると長くなりすぎますね^^;

ここは好みの問題にもなるので、私がアドバイスする時は位置と他は聞かれたら意見を言うくらいにしています。

何か作業をする部屋で真後ろからしか光が当たらないとか

ベッドの頭側の真上にダウンライトとか

影が出来るかどうかと眩しいかどうかを私は主に確認します。

ちなみに玄関と廊下の人感センサーは凄くオススメです!

コンセントの位置

迷ったら付けるのが無難と聞くコンセント

でも、至る所に付けたら見栄えも良くないし高額オプションでは無いと言えお金がかかりますよね。

なので、必要最低限を見極めるには、まず家にあるコンセント付きの家電を全て書き出します!

そして、間取り内の使用する場所に書き込んでいきます。

これから買う予定の物も含め、掃除機や季節のアイテムなど移動して使う物は使用する場所全てに。

全部書き込んで使う場所にコンセント設置すれば大丈夫です(´▽`*)

スタンドライトなどは、家具を間取りに描いてみると良いですね。

コンセントを目立たせたくないからと、部屋の角など目立たない位置に付けると、家具に隠れたり家具がぴったり壁に寄せれないなどの問題が出てくるので、要注意です。

影が薄い電気配線

最初にも言いましたが、大体1、2回で打ち合わせが終わる電気配線ですが、暮らしやすい家になるかどうかは配線計画にもかなり左右されます!

良い間取りが出来たからと言って、満足してはいけませんよ!

動線の途中に完璧にスイッチが配置されてる間取りはまだ見た事ありません(笑)