下地をチェックする

上棟の際、エアコンの下地を確認しておきました。
位置的にカーテンと干渉する可能性があったので、カーテン屋さんが
チェックして欲しいとのことでした。
壁紙張った後だとパッと見では分からなくなってしまうので、
写真を撮っておいてよかったです。

エアコンとカーテンレールはだいたい同じ高さに付くので、
せっかくお気に入りの装飾レールを選んだのに
急遽別のものを選び直し…ということがよくあるとカーテン屋さんが嘆いていました^^;

エアコンの下地(左上の木の板のとこ)とカーテンの下地をチェック。
エアコンの位置がカーテンレールともろ干渉。装飾レールはムリな印象。
1階はシェードにしたので問題なし。
(…と思いきや、かなりギリギリの位置関係で、エアコンの業者さんが四苦八苦)

シェードだと、窓枠から左右5cmくらいの余裕があればOKとの話だったけど、
もう少し余裕があった方が良かったかなと思います。

我が家は標準の天井高240cmです。
天井高い方がいいなぁと思ったのですが、30万ほど上がりますよと言われ、
まぁいいかと。標準の240cmでも圧迫感は全然ないし、狭苦しい感じもありません。
ただ、天井高260cmならエアコンとカーテン干渉しなかったかもな~と思います。
(260cmになると窓の高さも変わるんですかね?その辺ちょっとわかりません^^;)

エアコンの下地部分の壁は耐力壁なので筋交いが入っています。
現場監督曰く、
天井ぎりぎりにエアコンをつけると筋交いに当たるので、
ちょっと下げた位置で取り付けてくださいとのこと。
業者さんに↓壁にこーゆうのつけて、赤マルの位置どちらかに穴開けるんだよ~って
教えてもらいました。

まず壁に鉛筆の太さくらいの小さな穴を開けて中を確認して、
ブレース(筋交い)があるようなら少しずらして、斜めに落とし込むように開けることもできるそうです。

エアコンの向きを考える

我が家は南北に細長い間取りです。

リビングエアコンの冷暖房範囲は黄色の部分になります。
縦長なので、南側の壁面に設置しないとLDK全体を冷暖房することができません。

家の中から見た場合、下地部分に穴を開けた方が
排水ホースが見えなくなり、スッキリするので一番キレイに仕上がるのですが、
外から見た場合、家の正面側に排水ホースが見えてしまいます。
これはあまり美しくありません。
室外機も家の正面ではなく、サイドに置きたい。

黄色の部分に下地を入れて、南側壁面にエアコンを取り付け。
横の壁に穴を開け(緑のとこ)、真下に配管を下すと室外機。
エアコン本体は配管を通す側のとこで設置すれば
家の中からも配管はほとんど見えず、すっきり収まります。
メンテナンスの為に最低5cmは横の壁から離したほうが良いらしいです。

マンションの頃は最初からエアコンの配管用の穴が開いており、
丸見えなのが当たり前だったので、間取りを決める段階から
エアコンの向きや配置を考えなきゃいけないというのは驚きでした。

二階も同様に、ベランダに室外機を置くか、1階まで配管を下ろして
家のサイドに室外機を置くかで、狭いバルコニーに置くと排気が停滞して
放熱の妨げになる(故障の原因につながる)可能性があるのと、
洗濯物干しの邪魔になるだろうということで1階に下ろすことにしました。

真下には1階LDKの室外機があるので、2階の室外機は少し奥にずらしています。
ここもLDKと同じく、この位置での取り付けだと、室内側に少し配管が見えることになります。

二階の寝室に関してはちょっと失敗だったなぁと思っています。
下地の位置を検討する段階で、↓のように下地を入れていれば
万事OKだったのに。

実際、カーテンレールカバーに業者さんがぶつけてしまい、カバーを後日交換に…。
ほんとギリギリだったんです^^;
交換費用はエアコンの業者さん持ちです。

間取りを決める段階から、エアコンの向きや下地の位置、配管の位置、
カーテンとの場所の取り合いを考えておくと失敗が少ないんじゃないかなと思います。
家づくりは同時進行で考えなきゃいけないことが出てきて大変ですね^^;