一般的にはお家を建てるときは地鎮祭というものを
執り行うそうですが私はしませんでした。

ひとつは今回の建設予定地は以前に小さな家が
建っていましたので(現在は取り壊されていて畑)
土地を清めたり、土地の神様に工事の安全や
成功祈願することに、あまり意味を見いだせなかったから

もうひとつは六曜や雑節などを気にしない性格なので
大安だろうが仏滅だろうが何かが起こるときは起こる
運命かもしれないし自分が引き起こした結果かもしれないけれど
生きていくのは自分と思っているから

ドライに感じるかも知れませんが
病院という場所で仕事をしていると
「今できること」が大切だと日々感じています。
(あ、でも月の満ち欠けは気になるときがあります)

旭化成は地鎮祭については
「やってもいいし、やらなくてもいい」という
スタンスのようです。
その代わりではないですが工事の打合せのため
「地縄打ち合わせ」が行われます。
この日に工事をする担当工務店の方や工事課さんと
顔を合わせることになります。

このときに初めて知ったのですが
家を建ててくれる方たちというのは
旭化成ホームズの職員さんではないのですね
その地域の契約工務店で研修を受けて登録されて
いる職人さんたちということです。
(一次外構なども契約店で行われます)

基礎は基礎工さん
鉄骨の建て方さん
水道などの配管工さん
足場を組む足場屋さん
断熱材などを入れる職人さん
木工事を担当する大工さん
備品を取り付ける設備屋さん
クロス屋さん
クリーニング屋さん
2次外構担当さん

工期に合わせて様々な業者の方が順番に出入りします。
木造住宅などは棟梁と呼ばれる人がいて
工事を通して管理、施工して下さるようですが
へーベルハウスでは棟梁と呼ばれる人は存在せず
当然上棟式なども行わないそうです。

整地された土地に家を建築する場所を示した縄が張られ
間違いがないかを確認する作業が行われます。

畑だった場所が茶色い土だけになり
縄が張られた以前畑だった場所

それはとても狭く感じ
不思議な思いが胸をよぎりました。

 

本当にここに建つの??

土地の境界を確認したあと
ここが玄関で、このあたりにリビング、お風呂は・・・
設計士さんが四隅を歩いて説明してくれます。

 

ここからは担当工事課さんが窓口となり
完成まで打ち合わせや説明などをしてくれます
私の担当さんは一級建築士の肩書を持った方でした

 

小さな小さなお家

誰もいなくなったあと端から端まで何歩で歩けるか
数えてみました。

ふいに襲ってくる不安
本当にこれで良かったの?
それは引き返せないところまできてしまった自覚

決定や決断を繰り返してきた今日

紙の上に書かれたことが
3Dの現実になる日

 

家と恋をしよう♪

To be continued・・・・