外構工事第2期は、移住してしばらく経った6月にスタートしました。
駐車場だけのために進めた1期工事とは違い、
いよいよ植栽が始まり、庭造りが本格的になっていきます。

|||軽井沢の春は遅い

植物を植えることが出来る季節をともかく待ちました。
住んでみてわかりましたが、実際は4月後半からがやっと、というところでしょうか。
なかなか朝晩が寒くて、昼間の暖かさにだまされると、
植物を植えても枯れてしまうんです。
そんなわけで、植栽をベースとした第2期工事も、6月に始まりました。

|||山から切り出してきた樹木

ウチの庭をデザイン&施工してくれた庭屋さんは、ともかく自然素材や自然のあるべき姿にこだわる方。
庭に植えられた木々も、ほんの一部を除き、
他は山に入り、良さそうなものを切り出してくるという手間がかかっています。
施主のリクエストや庭の環境などをひとつひとつ考えて対応しているので、
びっくりするほど個性的で、他ではあまりお目にかかれない植物を植えてもらうこと出来ます。
ウチは、妻がいくつか植えてもらいたい植物のリクエストを出しましたが、
それ以外は全て庭屋さんにお任せ。
施工途中も、イメージが違うようだと予定外の植物を植えたり…
最後には、庭屋さんが好き勝手(?)に納得いくように工事を進めて行きました。
結果、だいぶ予算オーバーだったようですが(笑)
その請求は私たちには一切無く、素敵な庭が完成しました。

|||庭は永遠に完成しない遊び場

庭屋さんには、あくまでも庭の土台をデザインしてもらったつもりでしたが、
結果としてそれ以上のものを造っていただきました。
でも、庭はそこで完成ではありません。
更に植物を色々植えたり、畑を作ってみたり…
次から次へとやりたいことが出てきます。
「庭いじり道具」や「農機具」も想像以上に増えて来ました。
今では、ホームセンターに行くと必ずそれらのコーナーに寄ってしまうようになり…
都会にいたら一生買わないだろうと思えるものが、我が家には今ゴロゴロしています。

庭は手入れも含めて、やはり手間はかかります。
それが絶対にイヤだ、ということであればこんな自然に近い形の庭を造ることはお勧め出来ません。
自分でも意外だったのは、その手間が楽しいんだということ。
まさにスローライフなのかもしれませんが、
庭の手入れをしながら、時々イスに座ってコーヒーをボッーとしながら飲んでいるときの幸せ感って、
これまで味わってきたこととは全く異質のものでした。
その感覚は、2年以上経った今でも変わっていません。
庭は究極の遊び場&癒やしの場でした。

|||ショウルーム??

植物が根付いてきた1年後には、緑鮮やかな庭となっていました。
予想外だったことは、ご近所さんや、同じエリアに住んでいる方がフラッと見学にいらっしゃること。
デザインを参考にして、ご自身の庭づくりに活かされたり、
珍しい植栽を見にいらっしゃったり、
ちょっとショウルーム化することもあります。
全てを自分でやっていたら、今頃はまだ完成していなかったかもしれません。
ベースをプロに対応してもらったことは、
お金はかかったけれど、本当に良かったと思っています。