郵便ポストの設置の仕方については、割と打ち合わせの序盤から話題に上っていました。
郵便物や新聞は毎日取りに行くものなので、ポストの設置場所と取り付け方は住宅を建てる際にけっこう重要ポイントになりますよね。
郵便を取るという動線にも影響があるし、外構のアクセントとなる場合も多いと思います。

ポストのタイプは、主なものは以下の3つでしょうか。

1.スタンドタイプ

2.埋込みタイプ

3.壁付けタイプ

※画像はすべて三協アルミさんからお借りしています。

まだほかにもあるかもしれませんが、主なものはこんな感じでしょうか。

我が家の場合、旧居では埋込みタイプ一択でした。
なぜなら、外に一歩も出ずに室内から郵便物を取り出せて便利だからです。
雪国で風も強い地域なので、荒天の日に郵便を取るためだけに玄関ドアを開けるなんて・・・と、スタンドタイプは論外、壁付けタイプもNGでした。
埋込みタイプなら寒い日でも玄関ドアを開けずに済み、なんならパジャマ姿でもOKです(笑)。
(ちなみに、うちのご近所さんもほとんどが埋込みタイプです)

では、新居ではどうしたかというと・・・

最初は埋込みタイプでお願いしていました。
気密をできるだけ下げないように室内側にも箱型の郵便受けを作って・・・という案もあったのですが、工事終盤になって(気密測定も終わっていた頃)、やはりせっかく気密性能を上げているのに、わざわざ壁に穴を空けるというのはどうなんでしょう?という話になりました。

ほかにも、金属製の郵便受けは外気の影響を直に受けるため、結露しやすく、そのため郵便物がびしょびしょに濡れる場合があるとのこと(OB施主さんからの情報です)。

結果、壁付けタイプになりました。

実際使ってみてどうだったかというと、玄関ポーチの軒が深いので雨風の影響を受けにくいこと、玄関ドアを少し開ければすぐ郵便物が取り出せる位置にポストがあることなどから、壁付けでも案外大丈夫でした。

考えてみれば、旧居の玄関は極寒でした。(←室内のことですよ笑)
今の家は、高断熱・高気密のため家じゅうの気温が均一で、真冬でも玄関が暖かいです。
郵便物を取るために一瞬玄関ドアを開けるくらい、なんてことなかったなぁと思います。

番外:
ネットショッピングが多い我が家では宅配ボックスも候補に挙がったのですが、そこまでは踏み切りませんでした。
(価格の問題、設置場所の問題などからです。)
今のところ、我が家には必要なかったなと思っています。