前回記事で内装の間取りや
漆喰壁、無垢床のこだわりを書きましたが
工務店さん曰く、
「内装は勿論のこと、断熱もこだわった方がいいですよ!」
とのこと。
う〜ん。確かに内装のイメージというのはしやすいけども
断熱の事まで初回打ち合わせで考えられている方は
そんなに多くないのでは?
私たちが契約をした
「ブランケット」のプランでも
十分に断熱は考えられているとのことなので、具体的に聞いてみました。
快適の3大法則
①外断熱
家の外観を断熱材ですっぽり覆って『魔法瓶』効果を発揮。
これによって、夏は一旦冷房などで涼しくしてしまえば
快適温度をキープしやすく、
冬はその逆で暖かく過ごせるとのことです。
更に家の構造体への荷重不可も低く、家に優しいとのことです。
②漆喰塗りの外壁
遮熱効果が抜群で、真夏の外壁の温度上昇を抑えてくれます。
この効果のおかげで、エアコンの効きも良く、とても省エネです。
サイディングの外壁は真夏は凄い温度に上がりますが、漆喰壁は触っても全く熱くありません。
自身で初めて住んだ夏に驚きました!
そして、白い壁はすぐに汚れる。。。というイメージがあると思いますが、
漆喰は自浄効果があり、太陽の光で自然の汚れは分解してくれます。
当初、「自浄効果で白さが長持ちする」ということに関しては
半信半疑でしたが、住んで1年3か月経ちますが、真っ白なままです。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/07/IMG_5590-300x300.jpg)
③樹脂サッシ&ペアガラス
一般的なアルミサッシの3倍の断熱効果で、ほとんど結露をしません。
そして、遮音効果が高いので、外部の騒音は勿論、家庭音も近隣に聞こえにくくなります。
私たちは現在の家に住む前はアパートに住んでいたので、
当然、窓枠はアルミサッシでした。
そこで気になっていたのが、
「冬の結露でビショビショ、カビ発生」でした。
これには本当悩まされていて、自室では冬でも
湿度が70%とかでしたね。。
これら断熱を見直すだけでも
「健康的」で「省エネ」な暮らし
になりますよ。とご提案されました。
結局、断熱にこだわるということは
地球環境においても、我が家の財布事情においても
『負担軽減』
になるということですね。
私たちはこの話に納得した上で、「外断熱」にオプションで「内断熱」もお願いし、
『W断熱』にて施工してもらうことにしました。
こうして、打ち合わせを3、4回していくと
大体の方向性も決まってきます。
他にも土地の大きさに対して、家が建った時の
「配置図」や家の「立面図」なども頂けました。
そうすると、おのずと概算料金も出てくるのですが、
まさかの落とし穴が。。。
土地の地形
我が家は家の後ろ側に3mほどの石垣があり
それが「崖条例」に引っかかることは
承知だったのですが、
更に家の前面でも問題が発生しました。
それは「側溝」。。。
どういうことかと言いますと
我が家の購入した土地には整地されていない側溝があります。
(下記写真)
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/06/17dad1f0.jpg)
この側溝を取り除いて、新たに綺麗に直すと
概算で
「130万」かかるとのことです。
側溝に関しては市とのやりとりもあるようでした。
そして、崖条例の対応としては
「杭工事、地盤改良、盛土、土留め」で200万円も
予算計上されておりました。
家を建てるには諸費用や付帯費用がかかりますね。
最終的にはうまいこと調整や
側溝も簡易工事にすることが出来たので
予算は浮いたのですが、
諸々の費用はちょっと高い目に見積もっておいていいと思います。
浮いた金額があれば、オプションなどへ回すことも出来ますね。
さて、次回は大きな壁である
『住宅ローン審査』について
書いていこうと思います。
低所得なためにとても苦労しました。。
是非、読んでいただきたい記事となりますので宜しくお願いします!