<施主検査の前日>

施主検査の前日に家の中の様子を見に行くと、監督が既にチェックしたと思われる補修指示のテープが所々に貼ってあった。

壁紙の汚れ、窓枠の塗装漏れ、階段の傷など、このレベルまでチェックするのか・・・と感心すると共に、チェック基準が判明したので、奥さんを読んで施主検査前の検査を実施した。
 

昼と夜では気が付く場所が違うかもしれないと思ったので、夜もチェックを行った。
 

結局、昼2時間、夜1時間の合計3時間もかかり、結構な数の補修対象箇所を見つけることができた。

どこまで直してもらえるのかはかわらなかったが、取り合えず報告だけはしてみることに。
 
 

<施主検査の当日>

施主検査の当日、前日検査を行った旨と、できる範囲で良いので補修してもらえれば良い旨を伝えた上で、監督と一緒に一通り見てもらった。

県民共済住宅の場合、不備があったとしても指摘をすればきちんと対応してくれるので、こちらがしっかり確認しさえすれば、納品後のトラブルは起こらないと思う。

主なチェック箇所は下記の通り。

<壁紙>
一番多く見つかるのが「壁紙の汚れ」。

目立つ汚れは正面から見てすぐわかるが、予備軍的な汚れは、壁に張り付いて横から見ると見つけ易い。

自然光の方が判り安いので午前~日中が◎
 

<床>
床の表面が擦れたような傷は塗料系のものが付着しただけのものもある。修復依頼をすれば綺麗に取ってもらえる。

その他、床は一通り踏んでみるとよいかと。
「ここちょっと浮いてる?」と思う箇所があったりもする。私はキッチン前の一ヵ所を修復してもらった。
 

<階段>
凹みが大きなところは蝋系で埋めたり、浅い傷のところは削ってから綺麗に仕上げ直してもらえるので、気になった部分は妥協せずに指摘した方がよいかと。
 

<窓枠>
窓枠内側の木製フレームの端は大体仕上げが微妙。気になる人は全部直してもらってもよいかも。(ウチは気になる所だけ直してもらうことに。)
 

<ねじ>
ねじはパッと見では問題無く見えるが、ねじの頭を触ってみると出っ張っていたり、ささくれている場合があるので、折戸の下レールや窓枠のねじ等は直接触って確かめてみるのがお勧め。
 

<キッチンまわり>
キッチン・食器棚は初期の頃からキッチリ養生してあるので、大丈夫だと思いがちだが、食器棚の戸(アクリル部分)に傷がついていたりするので、確認した方がよいかと。ウチは一枚交換してもらうことに。
 

<お風呂まわり>
お風呂は割と初期に設置されるパーツの一つ。そしてそこは資材置き場になり易いので、パネルが傷つく機会が多い。ウチの場合、2面に小さな傷がいくつか付いていたので2面とも交換してもらうことに。
 

施主検査は監督と一緒だと落ち着いて確認することができないので、やっぱり事前に自分達だけで確認しておく方がよいかと。

施主検査後の修復は修復専門の業者さんが入るとのこと。こういった職種があることをはじめて知った。
 

引渡しまでの1週間まるまる使って修正作業を行ってもらうことに。

元々綺麗だったが更に綺麗になるので、引渡日が楽しみだ。