土地の提案も理想通りの場所で、ここに決めたい。

工法への不安も払拭され、普通に建てれば大丈夫と思えた。

そして、もってきていただいたプランの提案も、良い手応えが得られている。

 

「もう、いいよね、へーベルで」と、妻と話をしていましたが、

やはり大きな買い物です。本当にこのまま決めてしまってよいものか。

家を建てる決定って、こんな風にしてしまったいいのか。

 

なかなか悩ましいものです。

 

そして期日となる返答の日。

 

営業さんが、

「間に合いました〜〜!」と、風呂敷に包んだ箱をもってきてくれました。

 

「!?」、「なに!?」

 

ご開帳いただいたものが冒頭の画像の模型です。

 

 

「こ、これは・・・」

 

 

その時点でのプランで1/100の模型を作ってきていただきました。

模型はすごいです。屋根と天井を外して、ぐるぐる眺め回せます。

 

(最終的に決定したプランとは、外観も間取りも大きく

異なっているのですが、この模型があってこその、現在のプランですので

大事な布石です。)

 

「どうですか、こんな感じですが、うちで作ってみませんか」

 

の問いかけに、夫婦で「よろしくお願いします」と返答しました。

かくして、我が家はへーベルで仮契約をするに至りました。

仮契約の書類にハンコを押し、手付金となる設計料をお支払いしました。

 

へーベルで作ることが決まってからは、営業さんから

へーベルハウスのカタログをもらいました。

 

1611仕様でしたので、そのカタログの中から、内外装品を選択していきます。

同時に、プラン自体も完全に煮詰まったわけではなかったですので、

間取りについても塾考を重ねました。

 

いろいろな「素敵住宅」の本や建築家の実例集などを漁りながら、

自分たちのライフスタイルと好きなものにフィットするように考えていきます。

 

都度、要望を営業さんに伝えながら、プランニングのブラッシュアップを行ないました。

 

時には、隣県の住宅展示場まで出かけ、内装品や地元の展示場にはない仕様のチェックも

行い、選択していきました。

カタログだけでみていたイメージと異なり、実物を目にすると印象も変わって、

この場所ではぜひこの品物を使いたいと思えたこともありました。

 

また、このサイトのような建築ブログは非常に有効で、へーベルで建てた先輩達の

率直な「やってよかった、やらないほうがよかった」エピソードを集め、

リストアップすることで、プランニングの漏れがないように努めました。

 

いよいよ次回からは、具体的なプランニングの内容に入っていきたいと思います。

すでに居住を始めていますので、当時、考えたことと、現在住んでみて、実際の

ところどうだったかを、記載していきたいと思います。