着工は2018年が始まってすぐのことでした。
重機が入り基礎を作るための準備でしょうか
どんどん掘り下げられていきます。
この頃になると特に打ち合わせなどは無くなり
工事課さんから工程の連絡が来るくらいです。
着工前に工程表は「下さい」と言うと頂けましたが
当然天候の都合もあるので、ずれは出てきます。
へーベルハウスの工程は
- 基礎工事
- 躯体工事
- 防水工事
- 断熱工事
- 木工事
- クロス工事
- 家具・照明工事
- 外構工事
以上の手順で進んでいくようです。
各工事の間に数日、もしくは1週間以上空くこともあり
毎日のように誰かがいるわけではありません。
木造建築の大工さんが進めていくお家でしたら
きっと最初からある程度まで同じ大工さんが担当し
お休みの日以外はいらっしゃるのでしょうけれど
工程ごとに工務店が手配した別々の業者さんが
作業されます。
私の建設予定地は地盤調査で特に改良を
必要とする地質ではなかったため
着工→基礎工事となりましたが
補強が必要と判断された場合には
表層改良か、杭打ちがこの前の工程で入るようです。
(最初の予算にも必ず地盤補強預り金の名目で
100万円ほど予備費で計上されます)
地盤調査の結果が出て100万円が不要となった時は
ほっとしたことを覚えています。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/09/f36a9f856c3c153d741df722a293bb9d.jpg)
工事が始まると青い網でぐるりと取り囲まれ
扉が付き、勝手に入ることができなくなります。
見学するには工事課さんの「ご案内」があるか
後半の過程になれば日中、作業している方が
いらっしゃれば、中に入れてくれることが多いです。
ここで不思議に思ったのが工程ごとに
別の業者さんが入っているのに
見学に行くと必ず「中をご覧になりますか?」と
聞かれる・・・・
何故施主だと分かるのだろう?初対面なのに
(それとも見ている人全員に同じこと言っているのでは?)
ある日疑問に思って工事課さんにそれとなく
聞いてみました。
そうしたら
業者さんには施主の特徴、乗っている車などを
伝えているそうです。
基礎工事に話を戻すと
へーベルハウスは布基礎です。
掘削、砕石敷き、鉄筋配置を行います。
鉄筋が組まれた後に外部機関(西日本住宅評価センター)の検査が入ります 配筋検査というやつですね
主に鉄筋の本数や位置、高さ、間隔などです。
この後にもこの住宅評価センターの検査は
数回あるようです。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/09/1862f485e01dfcabd83a86dc56d00eaa.jpg)
そして型枠をつけコンクリートを流しこみ
しばらく養生
この作業と同時期に外部配管工事も行われます。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/09/31d33fde23289e96f2ad0b06390f963f.jpg)
この頃になると不安と期待とが交差して
時間があれば現場の前を通るようにしていました。
仕事が終わって月明かりしかない夜や
まだ誰もいない出勤前の早朝
休日の昼間
木造でも、鉄骨でも基礎が大事
この頃情報集めに必死でした。
クラック、ジャンカ、ひび割れなど
型枠が外れた後に何枚も写真を撮ったりしました。
![](https://crassone.media/magazine/wp-content/uploads/2018/09/ced9a538d5564dea588a6fcae8707a4f.jpg)
きっと工務店側は「そんなに神経質にならなくても」と
思うかも知れません
施工する側は順番通りで毎日の作業
何百棟も、何千棟も繰り返しのことでしょう
でも施主の私にとっては初めての体験
どれが大丈夫でどれが大丈夫ではないのか
本当はそんな不安をしっかり解消してくれる人が
いてくれると良かったのだけれど
残念ながら担当の工事課さんは同時に10軒を
掛け持ちしており時間的にも余裕がない様子でした。
何を信じればいいの?
これは後々まで、ひびくテーマでした。
家と恋をしよう♪
To be continued・・・・