1階の割り当て

ビルトインガレージ付きの3階建の場合、1階の居住スペースは必然的に1/2になる。

16坪という狭い敷地の更に半分しか1階では使えないということ。

この限られた1階スペースには、玄関&ポーチ、お風呂、洗面所を割り当てた。
 

埼玉県民共済では標準仕様としてトイレを2つ付けることができるのだが、3階には水回り関係を設置できないという独自のルールがある。

要するに1階と2階にしかトイレを設置することができない。
 

どう考えても1階にトイレのスペースを確保できなかったため、結果的にトイレは2階に1つだけにした。(但しその分やや減額になる)
 

洗濯機置場

1階にある洗面所は、2階へ向かう階段に面している。この階段下のスペースに洗濯機置場を 無理やり 設けてある。

16坪洗濯機置き場

洗濯機を階段下に追いやることで、その分だけ洗面所を広くすることができた。

とは言え、洗濯機置場も十分なスペースがある訳ではないため、選べる洗濯機も限られてくる。

今のところはコンパクトサイズ(幅63.9x奥行66.5x高さ105㎝)の斜めドラム洗濯機を採用する予定。
 

洗濯機置場の上の方には洗剤置場として一枚だけ棚を設置してもらっている・・・高さ105㎝のところに。

洗濯機の高さ105㎝。棚の高さ105㎝。・・・ピッタリ過ぎる。
 

今のところ防水用フロアーを置く予定は無いが、もし何かあった際に、洗濯機が入らなくなる可能性が。

ということで、翌朝、棟梁に棚の撤去をお願いした。
 

木工作業も終わりを迎えつつあるようで、その日は朝1時間だけ作業をして、次の現場へ向かうとのことだった。

斜めドラムのカタログを見せつつ、高さが105cmであることを説明。洗濯機置場の棚の高さも同じなので・・・と伝えると、横で一緒に話を聞いていた息子さんが「大丈夫。外せます!」と言ってくれた。
 

ウチの木工班は全部で2名。内訳は棟梁とその息子さんという親子コンビ。

材料の運び入れが多い時には、棟梁の娘さん、または息子さんの奥さんと思われる方が、ピンポイントで参加していたので、家族経営なのかもしれない。足場を伝ってサッと3階へ消えていった姿から察するにかなり慣れているのかと。(後日、2回程手伝っている姿を見かけた。)
 

翌朝確認に行くと、棚はキレイに外されていた。

2度手間を掛けさせてしまって申し訳なかったなと思いつつ、棚が外された空間を眺めていてふと思ってしまった。

稼働棚つけたいな・・・。

これは引き渡し後に自分でコッソリつけること決めた。